”時計を2つ持つ人には、決して今の時刻は分からない”
- 中国のことわざ(そしてイベントをすべて1つのカレンダーにまとめるべき理由)
複数の人や社内の複数の部門など、複数のカレンダーを同じソリューションに入れることはできますか?
はい。カレンダーを使い始めるとソリューションが広がっていく傾向があるので、これは実際によくあることです。
ポイントは、1つのソリューション内にカレンダーのインスタンスは1つで(カレンダーのレイアウトは1つ)、複数のオブジェクトをポイントできるということです。いくつか例を挙げます:
• 予定のテーブルが1つあり、フィルタをかけることで、各ユーザが「自分の」予定だけを見ることができます(あるいはマネージャーは「チーム全体の」予定を見ることができます)。「自分のイベントだけを表示する」のドキュメントを参照してください。
• 完全に別のテーブル(カレンダーの「ソース」と呼びます)でカレンダーをポイントする方法もあります。これにより、予定のテーブルと作業指示のテーブルがあり、両方の日付をカレンダーに表示するようなことができます。この設定方法については「複数のソース」を参照してください。
• 1つのカレンダーで異なる種類のリソースのスケジューリングをすることもできます。したがって、営業担当者ごとに商談の予定を管理し、一方で追跡番号ごとに実施中の業務のスケジューリングをすることができます。営業担当者と追跡番号は、ともにリソースです。多数のリソースを管理する方法について詳しくは「リソース」を参照してください。
• 色分けすることによって別の種類のイベントであることが視覚的に分かるようにしましょう。色は、一時的な状況(保留や完了など)にも、ワークフローの段階(図面、カッティング、組み立てなど)にも使用できます。ただし段階や部署などはリソースにしたほうが表現しやすいかもしれません。リソースにすると、今後1週間の各部署の仕事量をより簡単に見ることができます。色分けを設定する手順は「イベントの色」を参照してください。
• フィルタを使って、とても複雑なイベントのセットを、見たいものだけ、たとえば「自分の部署で現在取扱中の業務指示」などに絞り込むことができます。パワーユーザなら、独自のフィルタを操作したり、開く時にフィルタを設定したり、見えないところでフィルタをかけた状態にしたりすることができます。フィルタについての詳しい情報は「フィルタ」を参照してください。
社内の複数の構成単位で1つのカレンダーを使えることについての概要を理解し、参考にしてください。そして重要なのは、パワーユーザが異なる「ソース」を重ね合わせるように表示することにより、会社の動きが文脈の中で見えてくるということです。
原文:MultipleCalendars|https://www.seedcode.com/pmwiki/index.php?n=DayBackForFileMaker.MultipleCalendars
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