概要
DayBackには、To-Doリストが含まれています。現在の日付にまだ終わっていない項目が表示されるので(ロールフォワードします)、項目を忘れてしまうことがありません。このTo-Doリストはカレンダー中の別のソース(別のテーブル)になっていて、デフォルトでは「オフ」になっています。カレンダーの左のサイドバーで「カレンダー」タブを開き、このソースをオンにします。
”人はこんな疑問を口にします。「お金が必要なくなったら、つまり十分なお金があったら、あなたは何をしますか?」さて、十分な時間があるとしたら、あなたは何をするでしょうか” - SeedCode
デフォルトでTo-Doのソースを使えるようにするには、「Load Calendar Settings - On Startup --- Edit Configuration Here ---」スクリプトの編集ウインドウを開き、「Which sources are active by default」(デフォルトでアクティブなソースはどれか)のコメントの後の設定を変更します(To-Doリストはsource No. 2です)。
動作の仕組み
通常のイベントとは異なり、未完了のTo-Do項目は期限日に表示されます。完了になると、完了のマークにした日に表示されます。このため、その日に完了したTo-Do項目をすべて見ることができます。誰にでも、ポジティブなフィードバックは必要でしょう(^_^)
完了するまではTo-Doリストの項目を現在の日付に「ロールフォワード」 したいとしたら、「DBk_TimestampStartCalcNum」フィールドと「DBk_TimestampEndCalcNum」フィールドがその項目が未完了の場合に現在の日付を参照するように、DayBackを変更できます。
To-Doリストでは、時間は使われません。「ToDoList」テーブルにある時刻のフィールドを見るとこれらのフィールドを含める方法が分かりますが(カレンダーのPro版では開始時刻と終了時刻が必要です)、自動入力の計算式で無効になっています。To-Do項目を別の時間にドラッグしてみると、自動入力の計算式によって、とてもきちんとそれができないようになっていることに気づくでしょう。
To-Doリストはイベントの繰り返しをサポートしています。
自分のファイルにTo-Doリストを追加する
自分のソリューションでTo-Doリストを使いたい場合、最も簡単なのは統合の一環として「To-Do List」テーブルをファイルにインポートすることです。すでにTo-Doリストのテーブルがある場合は、それを代わりに用い、他のカレンダーのソースと同じように割り当てることができます。
自分のTo-Do項目だけを見ることはできますか?
はい、できます。To-Doリストはリソースに割り当てられているため、あなたのリソースが人々であればリソースのフィルタを使ってあなたのTo-Doだけを表示できます。もうひとつの方法としては、「Users」のフィルタを新たに追加し、「ToDoList」テーブルに「Users」フィールドを追加します。あらかじめカレンダーをユーザでフィルタリングし、デフォルトであなたの項目だけを表示します。フィルタの追加とあらかじめフィルタリングする方法については「フィルタ」で解説しています。
原文:To-DoList|https://www.seedcode.com/pmwiki/index.php?n=DayBackForFileMaker.To-DoList
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