カレンダーで新規イベントをクリックしたり作成したりした時に、カレンダーのWebビューア内にイベントがポップオーバーで表示されます。
このページでは、この動作をどのように変更できるかを解説します。
「自分の」イベントを、ポップオーバーではなくレイアウトで表示したい場合にはどうすればいいですか?
イベントを編集するためにとても詳細なレイアウトを作っていて、あらかじめ用意されているWebビューアのポップアップの代わりにそのレイアウトを使いたいというユーザもいます。
ポップオーバーの代わりに独自のレイアウトを使うようにDayBackを設定できます。また、カレンダーのソースごとに構成を変えることもできます(DayBackのサンプルファイルのカレンダーは、「SampleEvents」ではWebビューアを使い、「To-Do」ではFileMakerのレイアウトを使っています)。
この他の方法として、Webビューアのポップオーバーでイベントをプレビューし、もっと詳しく見たい時にはカスタムアクションを使って独自のレイアウトにジャンプすることもできます。
これらのオプションの設定方法は「自分で作ったレイアウト」を参照してください。
ポップオーバーの見た目や動作を変えるオプションにはどのようなものがありますか?
ポップオーバーはFileMakerのレイアウトほど簡単には編集できないとはいえ、動作に関するオプションはたくさんあります。
• フィールドの割り当て。DayBackを自分のファイルに統合して構築する時に、このポップオーバーの中のフィールドを自分のテーブルのフィールドに割り当てました。これには、自分のイベントテーブルに追加した「DBk_WebViewerSource」フィールドを使っています。
• フィールドを非表示にする。「プロジェクト」や「連絡先」など、使っていないフィールドを非表示にする設定は、スクリプトでとても簡単にできます。「Load Source Settings at Startup」スクリプトの編集ウインドウを開き、設定を適用したいソースを見つけます。「Hide popover items?」(ポップオーバーの項目を非表示にする?)というラベルの付いたコメントを見つけ、そのすぐ下にある「$$sc_HidePopoverItems」変数を編集します。この変数は、非表示にする項目をリターンで区切ったリストになります。現在のオプションは「end」「resource」「status」「contact」「project」です。
• 色。左上にある色の凡例は、「DBk_WebViewerSource」フィールドで「status」に割り当てられたフィールドによって定義されます。このフィールドの値がカレンダーの左側のサイドバーにある「ステータスでフィルタ」の色のいずれかと一致すると、イベントの色がここに表示されます。
• テキストラベルを変更する:ローカライズ。ポップオーバー内のラベルやボタンに使われているテキストを、カレンダーのローカライズのファイルを編集することにより変更できます。この方法で、「リソース」を「トラック」や「プロジェクト」、「ケース」などの名前に変えます。詳しくは「ローカライズ」を参照してください。
• スタイルとCSS。テーマを編集して、フォントや色など、ポップオーバーの項目の外観を変えられます。
• ステータスや強調のアイコン。ここで解説している方法で、イベントのテキストにアイコンを追加できます。
• 独自のボタンを追加する:カスタムアクション。ポップオーバーに追加するものとして最も重要なのは、おそらく独自のボタンでしょう。「カスタムアクションのボタン」で自分のファイル中のスクリプトをコールして、イベントを操作したり、単純にDayBackから自分のレイアウトへジャンプしてイベントを扱ったりすることができます。アクションボタンはいくつでも作れます。追加する方法は「カスタムアクション」を参照してください。
原文:EventPopovers|https://www.seedcode.com/pmwiki/index.php?n=DayBackForFileMaker.EventPopovers
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